夜更かしふくろう

毎晩の読み聞かせ。絵本の紹介と、子どものリアクションと、感じたこと

『ねぎぼうずのあさたろう(その1)とうげのまちぶせ』 作:飯野和好

最近毎日、寝かしつけながら一緒に寝てしまって、夜中にゴソゴソと起きだしては
PCを始めるという生活が続いていて、いつも変な時間に起きています。

今日も、借りてきた絵本を紹介します。
いつもれいちゃんさんが、大、大、大好きと紹介している飯野和好さんの絵本のひとつ
気になっていたので借りてきました。


ねぎぼうずのあさたろう(その1)とうげのまちぶせ』
作:飯野和好
福音館書店


初っ端から(二代 広沢虎造浪曲節で)なんて書いてあり
「はるがすみ~」と浪曲風の文章で始まります。

畑で生まれ育った「あさたろう」が、まわし合羽に三度笠で旅に出る
時代劇風の物語です。

浪曲や時代劇なんて、子どもに分かるの~?ってカンジですが
ねぎじるをしゅぱっしゅぱっ飛ばして攻撃したり
妖しい謎の浪人は「きゅうりのきゅうべえ」だったりで
子どもも大人も笑っちゃいます。

でもやっぱり、大人のツボにはまる絵本かもしれません。
語り口が時代劇風だったり、浪曲風だったりで
読んでるうちにノリノリになっちゃって、楽しくて楽しくて!

シリーズでその4まで出ているみたいなので、全部読みたくなっちゃいました!

2004.10.5