『モチモチの木』 作:斎藤隆介 絵:滝平二郎
夏の間、保育園から帰るとチューチューアイス(棒状のジュースを凍らせたもの)
を食べるのが日課になっていた我が家の子どもたち。
寒くなってきた今でも、毎日欲しがります。
こうちゃんは、冷凍室を指差して「クンクン!(たぶんチューチューのつもり)」と言います。
寒い時のアイスもおいしいものだけど、毎日はちょっと。。。
さすがにやめて欲しいので、ミニゼリーを凍らせたものでごまかすことにしています。
『モチモチの木』
作:斎藤隆介
絵:滝平二郎
岩崎書店
私が小学校低学年だった頃、同級生の間で大人気だった絵本です。
みんなで替わりばんこで、図書館から借りてきていました。
ゆきちゃんは、独特の絵が怖いのか
「この話怖くない?」と何度も確認してました。
豆太という臆病な5歳の男の子がいた。
豆太は、表にあるモチモチの木が怖くて
じさまについて来てもらわないと、ひとりじゃおしっこに行けない。
じさまは、グッスリ眠っている真夜中に
豆太がどんなに小さい声で呼んでも、目を覚ましてついて来てくれる。
ある日、豆太が夜中に目を覚ますと
じさまが腹が痛くて苦しんでいる。
豆太はお医者様を呼びに走り出した。
そして、豆太が見たものは・・・。
幻想的で絵が、とてもキレイです。
いつもは、臆病な豆太がじさまのために頑張り
ホントの勇気とはなにかを教えてくれます。
それでも、じさまが元気になると
その晩からじさまを起こすんですけどね。
ゆきちゃんは、この本を読んだ昨晩
いつもはひとり夜ひとりでおしっこに行けないのに、自分からひとりで行きましたよ!
2004.11.8