夜更かしふくろう

毎晩の読み聞かせ。絵本の紹介と、子どものリアクションと、感じたこと

『ねないこ だれだ』せなけいこ

『ねないこ だれだ』
作・絵 せな けいこ
福音間書店


「いやだいやだの絵本」4冊セットの中の1冊。
お父さんお母さんの中には
子どもの頃に読んだことがあるって人も結構いるはず。

ゆきちゃんは、1歳くらいの時から怖がりながらも大好きで、今もたまに読みたくなるみたい。
 
さすがにもう怖がることはなくって途中で
「どろぼうはきら~い」  とか
「なりたくな~い、いきたくな~い」
とかちゃちゃが入ります。
 
 

とけいが なります ボン ボン ボン・・・・・

こんな じかんに おきてるのは だれだ?

ふくろうに みみずく

くろねこ どらねこ

いたずら ねずみ

それとも どろぼう・・・・・・

いえ いえ よなかは おばけの じかん

あれ あれ あれれ・・・・・・

よなかに あそぶこは おばけに おなり

おばけの せかいへ とんでいけ

おばけに なって とんでいけ

 
 
この言葉のリズムが絶妙で、何度か読むと子どもたち自然に暗唱できるようになってます。
 
せな けいこさんの絵本は言葉のリズムが心地よいものが多い。
そこがとても好き。

子どもの何気ない日常の一部分をテーマにしてるので、たぶん子どもたちは「あるあるっ!」って言いたくなるんじゃないかな。
 

おどしの教育は良くないといわれているけど
2歳くらいまでは
「早く寝ないとオバケになっちゃうよ~」
ってよく使っちゃってました。
 
 
2004.6.14