夜更かしふくろう

毎晩の読み聞かせ。絵本の紹介と、子どものリアクションと、感じたこと

『パパ、お月さまとって!』 エリック・カール

パパ、お月さまとって!
作 エリック=カール
訳 もりひさし
 

はらぺこあおむし」のエリック=カールの絵本。

ちょっと前に下関市立美術館で展覧会があったのに、タイミングが合わなかったのと少し遠いのとで行けなかったのが悔しい!
 
実家の母は、実家の門司から近いこともあって、行ったよ~と言って絵本を買ってきてくれていました。
 
その絵本はまたいつか紹介できると思います。
 


モニカという女の子がお月さまと遊びたくなって
パパに「お月さまとって!」お願いしたら
ほんとにお月さまを連れてきてくれて・・・
 
というお話。
 

パパがお月さまを取りに行くのに使ったはしごは
ページが広がるしかけになっていて長ーい長いはしごで
山やお月さまも同様に高ーい高い山と
大きい大きいお月さまになってる。
 

特にお月さまが広がるところが
ゆきちゃんのお気に入り。
 
大人の私でもワクワクします。


もうひとつ、わたしが気に入ってるのは
モニカがお月さまと遊ぶところ。

「モニカは、お月さまといっしょに
とんだり おどったり・・・
だきしめたり、たかく なげたりして あそびました。」

となっていて
お月さまがおどるって思うとウフッってなります。
 

今日保育園の後に図書館に行ったんだけど
ゆきちゃんは
 
「これ借りる!」
 
と言ってこの本を持ってきました。
 
 
うちにもあるのでそう言っても
「うちのは破れてるから、借りたい」
と言って聞かないので借りることにしました。
 

これって、どういう事なんだろう???
でも、結局借りた本も破れていて
 
「あれっ?」
 
って二人で笑いました。
 
小さな子どもも喜ぶこの絵本は
そういう運命にあるのかもしれませんね。
 
 
2004.6.18