夜更かしふくろう

毎晩の読み聞かせ。絵本の紹介と、子どものリアクションと、感じたこと

『ことばのべんきょう』加古里子

『ことばのべんきょう』
<ことばのべんきょう くまちゃんのいちにち>
<ことばのべんきょう くまちゃんのごあいさつ>
<ことばのべんきょう くまちゃんのいちねん>
<ことばのべんきょう くまちゃんのかいもの>
加古里子
福音館書店


今日はパパの誕生日。

友達家族と外食し
子供たちはお風呂にまで入れてもらって帰ってきたので
絵本はおやすみ。

今日はわたしが子どもの頃
大好きだった絵本を紹介します。


小さい頃読んでいたのが忘れられなくて
ずっと探して手に入れた絵本です。

本の題名も作者も分からず
ただクマが出てきて物がいっぱい出てきて・・・

なんて、あいまいな記憶だったので探すのに苦労してました。

ある時、何気なく見ていた雑誌で加古里子さんの特集があり
この絵本が載っていたので
やっと探し出すことができたのでした。


でも、この前友達の家に行ったらこの絵本があって、
あ~!」ってなって聞いたら
普通に売ってて普通に買ったとのこと。
私の苦労はいったい何だったの?でした。


この絵本は「ことばのべんきょう」となっている通り
ストーリーが特にあるわけではなくて
テーマに沿って
物の名前やあいさつ、行事などの言葉が
絵と一緒にたくさん書いてあります。


だから読んであげる時も
「これは○○」「これは?」
という風に読みあげていっています。


この絵本の何がそんなに好きだったかというと
とにかく物がいーっぱい出てくるところ。

朝の着替えの下着からハンカチまでが
ずらっと並べてあったり
<くまちゃんのいちにち>

家族がそれぞれ色々な買い物をしたり
<くまちゃんのかいもの>

加古里子さんの絵本はいくつか読んできたけど
どの絵本にもいーっぱい物がでてくる。

「だるまちゃんとてんぐちゃん」
もそうだし
「からすのパンやさん」
もカラスもパンもいっぱい!
そこが子どもの心を掴む秘訣なのでしょう。


この絵本をひとりで眺めるのがとても楽しかったし
字が読めるようになってからは
一つ一つ言葉を読んでいく達成感が
心地よかったのを覚えています。


ゆきちゃんも、まだカタカナはいまいちだけど
ひらがなは読めるので、ひとりで一生懸命読んでますよ。

 

 

2004.6.27