夜更かしふくろう

毎晩の読み聞かせ。絵本の紹介と、子どものリアクションと、感じたこと

『おだんごぱん』 ロシア民話

ゆきちゃんはマイコプラズマ肺炎
こうちゃんは外耳炎で保育園お休み。

ゆきちゃんは最近咳が続いてて、すこし咳がひどくなってきたので
もしかしたらと調べてもらったら、陽性!

名前は肺炎とついていてこわいけど
ほんとに肺炎までいってしまうことは少ないらしく
薬を飲めば1週間くらいでなおるとのこと。
保育園も全身状態がよければ行ってもいいということなんだけど
今日まで大事を取ってお休みです。


こうちゃんは寝るときにいつも綿棒で耳掃除をしてくれと言ってくるので
毎日ゴシゴシやりすぎたのが原因で外耳炎になっちゃたのかな?
これからは気を付けないとなぁ。
触ったら痛がるのでかわいそう><。


今週はみんなで身体を休める週になりそうです。


『おだんごぱん』
ロシア民話
訳:瀬田 貞二
絵:脇田 和


有名な民話なので、知ってる人は多いかも知れないですね。
私も子どもの頃に読んだ覚えがあります。


おいしいものが食べたくなったおじいさんとおばあさんが
粉箱をゴシゴシこすってやっと集めた小麦粉でパンを作りました。

窓のところで冷ましている間に
パンはコロコロ転がって逃げていってしまいました。

いろいろな動物に食べられそうになるのですが
そのたびにパンは歌を歌って逃げ出します。

でも、最後はきつねにおだれられて調子に乗ってるうちに
ぱくりと食べられてしまいました。

 

おだんごぱんの歌のところを、勝手に調子をつけて歌うと喜びます。
読む人読む人で歌が変わるところがいいですね。


ゆきちゃんが2才くらいの時に
この話の紙芝居を図書館から借りてきて読んだのを覚えていたらしくて
「私はまるパン♪の本だ!」と図書館で探し出してきました。

その紙芝居を借りたときに、何十回も読まされたので
いまだに歌を覚えていて歌えます。


この絵本は、紙芝居とは訳も絵も違うので
歌の歌詞も違うのですが、なぜか同じような歌になってました。
おもしろい(^-^)

 

2004.9.1

『あんぱんまん と ばいきんまん』 やなせ・たかし

今回の台風も被害が出てしまいましたね。
うちの家族は幸いケガはありませんでしたが・・・
車が!

だんなが会社早退になって家にいて
風よけのために木を車の横になるように動かすことになったのですが、、、。

パパやっちゃいました!
ドアを開けるときに、ドア風にあおられて壁にガン!
ドアの下の方の角が丸まっちゃったらしい。

「風の強さをなめとった。。。」とガックリして帰ってきました。
この前買ったばかりなのにぃ。中古だけど。

でも、よかれと思ってやってくれてた最中に起こったことだし
台風のせいだしで、文句は言えませんでした(><。)

だんなが自分で修理すると言っているので、期待するとしましょう(^-^;)


『あんぱんまん と ばいきんまん
やなせ・たかし
フレーベル館


子供たちのアイドル、アンパンマンの絵本。
アニメの絵ではなくて
アンパンマンの紙芝居と同じやなせさんの絵の絵本です。


あんぱんまん と ばいきんまんの初めて出会い→対決が描かれてます。

はじめに、あんぱんまんが顔をつぶされてやられてしまう所までは
いつものパターンなのですが
そのあとアニメならアンパンマン号で駆けつけるジャムおじさん
ジャイアントあんぱんまんを作ります。


出来上がったジャイアントあんぱんまんは大きすぎて
入り口からでられなくて
パン工場の屋根をふっとばして飛び出して行きます。


アニメとは一味違うあんぱんまん、なかなか面白かったです。

ゆきちゃんはちょっと???だったような。。
こうちゃんはアンパンマン大好きなので
ただただ「ばんばんばん(アンパンマン)」コールを連発してました。

 

2004.8.30

『コッコさんのともだち』 片山 健

『コッコさんのともだち』
片山 健
福音館書店


コッコさんは保育園でひとりぼっち。
なかなかみんなと遊べません。

でも、もうひとりひとりぼっちのお友達がいます。
アミちゃんです。
ふたりは、やがて仲良しに。いつも一緒。

でも、ある日ケンカをして二人とも初めて他の子と遊び
初めてみんなと遊びました。
次の日、二人は仲直り。
もう、ひとりぼっちじゃありません。


入園前にお友達できるかなと不安な子にピッタリです。

ゆきちゃんは、4月から保育園に通ってますが
2年保育で年中さんからなので、初めはなかなか馴染めませんでした。


なので、この絵本を読みはじめた時は「変な顔~」とか言って笑ってたのが
途中からかなり感情移入して聞き入ってました。

今では、「○○くんあいしてるぅ」とか言ってるゆきちゃんも
最初の頃は不安そうだったもんね~。
よかったね!ゆきちゃんとコッコさんとアミちゃん!

 

2004.8.27

『チューチューこいぬ』 長新太

ゆきちゃんが「手品するけ、見とってよ~!」と言って
注ぎ口がボタン(上下に動く)で開閉する水筒で手品してくれました。


と言っても、注ぎ口のボタンを開けたまま(上に飛び出たまま)にしといて
上からコップをかぶせるとホラッ!ボタンが閉まってるでしょ!っていうやつ(^-^;)

一応すごいね~って言うんだけど、、、どうなん!
なんとか兄弟っていう子どものマジシャンの兄弟をテレビで見てから
憧れてるらしい。
将来は、プリンセス天功かも!?(道のりはなが~い)


『チューチューこいぬ』
長新太
BL出版

「チューチュー、こいぬがおっぱい飲んでるよ。」

で始まるんだけど、次のページではもうお母さんとはぐれてしまいます。
こいぬたちは、鳥、消防車、魚といろんなものをチューチューしていって
やっとお母さんに会えます。
ほんとにいろんなものをチューチューします。


「チューチュー、○○。おっぱいはでません。」

「おっぱいはでません。」が淡々としていて可笑しさを誘います。


ただのホノボノでは終わらない長新太さんです。

ゆきちゃんも長新太ワールドにはまってきたらしくて
図書館で「あっ、へんてこライオンと同じ絵やね~」
といって借りることにしてました。
親子ではまってます!!

 

2004.8.26

『どろぼう がっこう』 かこさとし

『どろぼう がっこう』
かこさとし
偕成社


日記リンクしているrinkoさんが紹介していて
おもしろそうだったので図書館で借りてきました。


おもしろかった!!
カワイイ(?)生徒たちは、みんなコワモテでイカツイ泥棒のおっさん達だし
先生も生徒もまぬけだし。


ゆきちゃんは、生徒達の
「はーい。」「へーい。」「ほーい。」「わかりやしたー。」
というフレーズが気に入ったようす。


わたしは、先生が明日は遠足と言うと、カワイイ生徒たちが
「わーうれしいな。」とか
「先生、おかしを持って行っていいんですか。」
とか言ってるので笑っちゃいました。


最近、こうちゃんは車好きがエスカレートしてきて、絵本もビデオも車ばっかし!
「ぶーわ、ぶーわ(ぶーぶー)のこと」と言って、嬉しそう♪


ちょっと泣いていても「ぶーぶーは?」と言うと
泣きやんで車のおもちゃを探しに行きます。


今に、トミカだとかなんとかの車のおもちゃ買って~とか言い出すんだろうな。
こうちゃんを言い訳に、パパが車のおもちゃいっぱい買いそうでこわーい。

 

2004.8.24

『たろうのひっこし』 作:村山 桂子 絵:堀内 誠一

土曜日からこうちゃんが、手足口病になってしまいました。
手のひらと足の裏に水ぶくれが少し出て
微熱が少し出た程度なので、結構元気です。


ただ口内炎があるので、食べるものが限られてかわいそう(><。)
食べたいと思って口に入れても、しみるので泣いちゃって食べられません。
食いしん坊なので、かなりくやしそうです。

 

『たろうのひっこし』
作:村山 桂子
絵:堀内 誠一
福音館書店


ある日、たろうが言いました。
「ねえ お母さん、ぼく自分のお部屋が欲しいな。」

すると、お母さんは
「ええ、いいわ。たろうのお部屋作ってあげる。」
と、古いじゅうたんを持ってきました。

「えっ、これがぼくのお部屋?」

「そうよ、このじゅうたんを広げた所がたろうのお部屋よ。」
と、おかあさんは、言いました。


こうして、たろうは階段の部屋にお部屋を作りました。
そこに猫のみーやがやってきて、窓があったらもっといいのにと言うので
引越しすることにしました。


次は犬のちろーがやってきて、ぼくはおうちに入れないからつまらないと言うので
引越しすることにしました。


そんな調子で、次々に引越ししていって・・・・。

 


お母さんの対応がステキ!
ダメというのではなく
じゅうたんを広げたところがあなたのお部屋なんて発想なかなかできません。

子どもの想像力も広がりそうで、なかなか楽しいアイデアですよね♪

 


『たろうのばけつ』
『たろうのおでかけ』
『たろうのともだち』
とシリーズになっています。


『たろうのおでかけ』は読んだことがあります。
交通ルールを子どもに教えるのによさそうな絵本です。
いつか日記に登場するかも☆

 

 

2004.8.23

『つきよのキャベツくん』 長新太

『つきよのキャベツくん』
長新太
文研出版


前に日記に登場したことのある『キャベツくん』の続編。

キャベツくんの続編は他にもあって

『ブタヤマさんたらブタヤマさん』

『キャベツくんとブタヤマさん』

『キャベツくんのにちようび』


こうなったら全部読んでみたいな☆

 

長新太ワールド、いつも通り炸裂です。

キャベツくんが歩いていると、トンカツがやってきます。

そのトンカツは温かくてとてもいいにおいがしているけど
ブタヤマさんのような鼻とちょびひげがついてます。

 

ブタヤマさんも登場して
「トンカツは、ソースがないとだめです」
というとトンカツソースが走ってきてソースをかけたりします。

 

キャベツくんもブタヤマさんもお腹が空いているんだけど
何だか怖くて食べられません。
そりゃそうですよね、共食いになりますもんね。

 

「トンカツは、キャベツと一緒に食べるとうまいのだ」

 

さて、結局トンカツは誰が食べたのでしょう。
(ヒント)それで、そんな題名なのね~(^-^;)

 

 

2004.8.20