夜更かしふくろう

毎晩の読み聞かせ。絵本の紹介と、子どものリアクションと、感じたこと

『どろんこハリー』 文:ジーン・ジオン 絵:マーガレット・ブロイ・グレアム

友達で、細木数子が好きな人がいて
前に「毎年出てる本があるから読んでみるといいよ。当たるから」
と言われてたんです。

最近、その本が出たことと
私が金星人(六星占術というもので生年月日で決まる・・・今日本で読んだ)
ということを教えてくれたので読んでみました。
細木数子テレビ出過ぎ、とか、モンキッキー売れてないやん、とか思いながら。

そしたら・・・・・・!!

なにやら大殺界とかで、ざっと読んだだけだけど
全体的に<何をやっても上手く行かないから、じっとしていなさい>
というようなことが書いてあった(ToT)


新聞の占いはその日1日だけのことなので、悪くても気にならないし
読んだらすぐ忘れちゃってるんだけど、これはねぇ、1年間。。。

ふだん、占い興味ない信じてないとか言ってるんだけど
実は、悪いことを言われたり書かれたりすると
落ち込んじゃうのが嫌っていうのがホント。

だから、いつもは占ってもらったり、読んだりしないんだけど、今日は読んじゃったよ~。
あ~ん、読まなきゃよかった~(><。)


『どろんこハリー』
文:ジーン・ジオン
絵:マーガレット・ブロイ・グレアム
訳:わたなべ しげお
福音館書店


絵も色使いも大好きな絵本。
シリーズに『うみべのハリー』『ハリーのセーター』


ハリーは黒ぶちのある白い犬です。
なんでも好きだけど、お風呂は大嫌いでした。

ある日、いろんなところで泥だらけになったハリーは
白ぶちのある黒い犬になってしまいました。

うちに帰ったハリーを見ても、誰も気づいてくれません。
そこで、ハリーは・・・。


庭に隠していたブラシを持って行って、お風呂にいれてもらって
やっと、わかってもらうことができました。


ここで終わらずに最後に「自分のうちってなんていいんでしょう。」
となるところが好きです。


汚れただけで、気づいてもらえないなんてありえない!とか思ったりもするんだけど
それは言いっこなしよ!ですね☆


うちは残念ながら(?)子ども2人ともお風呂好きなんですが、お風呂嫌いの子におすすめです!


2004.9.12

『トイレとっきゅう』 織茂 恭子

この前、ゆきちゃんがマイコプラズマ感染症になって以来
ゆきちゃん、私、こうちゃんと次々と風邪を引いちゃってます。

高熱が出たりはしないので、寝込んだりはしてないんだけど
なんとなくスッキリしません。

こうちゃんは、咳、鼻水がひどくなってきたので、今日、病院へ。
マイコプラズマが移ってるかも、とのことで薬をもらってきました。

もしかして私も?
でも普段、自分の病院はよっぽどひどくないと、もったいなくて行かない。
気合で治す?

いや、やっぱりあんまり長引くのも良くないので
来週の月曜日になってもスッキリしてなかったら、病院行ってみようかな。


『トイレとっきゅう』
織茂 恭子
福音館書店


こどものとも」の1冊。


男の子が目覚めて、トイレに行こうとしたら
トイレが中にお菓子を入れてリュックを背負って遠足に行ってしまいます。
男の子は、追いかけて行って・・・

トイレがいっぱい乗ってる<トイレえんそく号>に家のトイレは乗っていってしまい
男の子は、トイレに行きたい人が乗る<トイレとっきゅう>に乗って
<しっこがわ>駅で降ります。
トイレが「しっこは泳ぎながらするもんさ」だって!


なんだか、キタナイお話でゴメンナサイ。
でも、子どもって下ネタ大好き!

「しっこ!」とか言ってゲラゲラ笑ってる(^-^;)
なんなんでしょうね~。

男の子にずっとついて来るネコがどのページを見ても
男の子と同じ表情をしてるのがカワイイです(^-^)

 

2004.9.10

 

「なっちゃんのなつ」 文:伊藤比呂美 絵:片山 健

ふくげ(福毛)って知ってます?
たからげ(宝毛)ともいうみたい。
ひょろ~っと長い白い毛のこと。

縁起がいいと言われている。
私は、右上腕部に生えてるんだけど
結構ありえない場所にも生えたりするらしい。
あごとかほっぺとか。


今3センチくらいなんだけど、どこまで伸びるのかなぁ。
ある日突然消えてたりすると、なんとなくショックかも。


誰でもどこかに生えているなんてのも
聞いたことがあるけどホントかな?

ホントだったら、縁起もなにもないもんだ。
大事に育ててる人いますか~?

 

なっちゃんのなつ」
文:伊藤比呂美
絵:片山 健
福音館書店


かがくのともの1冊。

なっちゃんはともちゃんの家を遊びに行きますが
誰もいなかったので、一人で川原にでかけました。

夏の川原は草が茂り、花が咲き、虫たちがいます。

夕立にあい家に帰ると
おばあさんからお墓参りにいこうねと誘われて、一緒に行きました。
そして墓参りから帰るとともちゃんが待っていて
それから二人は遊びました。


自然がいっぱいの、ある夏の日の話です。


うちは田舎なので、自然はいっぱいあるんだけど
なかなか川原を散歩したり、生い茂った草むらに入ったりすることはないなぁ・・・
とこの絵本に気づかされました。

もう夏ではないけど、秋の散歩を子どもたちと楽しみたいです。


草や花がたくさんでてきますが、知らない草の名前がいっぱい。
図鑑を片手に読んでもおもしろそうです。

 

2004.9.9

『くだもの』 平山和子

我が家では、何事もなく台風が通り過ぎていって、ホッとしました。
でも、また19号が待っているとのこと。
ほんと今年は台風の当たり年だなぁ。

『くだもの』
平山和子
福音館書店
 

とってもリアルなくだものの絵本。


最初に大きなスイカが丸ごと出てきて
次のページでは切られたスイカがお皿にのって
フォークも添えられて「さあ どうぞ。」
もも、ぶどう、なし、りんごと続いていきます。


どれも、とてもおいしそう♪
絵がリアルなだけじゃなく、皮をむいてフォークにさしてあったりして
今すぐ食べられる状態で出てくるところが、余計に食べたくなります。

「さあ どうぞ」と差し出してくれている手が
シャツやブラウス、セーターだったりして
季節感を表しているところもさりげなくていい。


くだものの名前を覚えるのにも良さそうです。


子どもたちは、手を伸ばしてきて食べるマネをして遊びます(^-^)
そりゃそうですよね☆こんなにおいしそうなんだから!!

 

2004.9.7

『よるのびょういん』 作 谷川俊太郎 写真 長野重一

子どもたちと一緒に早く寝てしまってたんだけど
風の音で変な時間に起きてしまった。

今回の台風は、右側を通るみたいだからこの前よりもひどいかも。
パパは夜勤で仕事に行ってるけど、帰って来られるのかなぁ。


『よるのびょういん』
谷川俊太郎
写真 長野重一
福音館書店


こどものとも≫傑作集の1冊。
先日紹介した「子どもたちと絵本」でも紹介されています。


白黒写真の子供向けの絵本なんて、初めてです。
<ゆたか>という男の子がおなかが痛いと言い出して
救急車で運ばれ、盲腸炎の手術をするというストーリーが
白黒写真で描かれています。
手術の写真なんていうと、ちょっと怖いですが、
切る前のメスを構えている写真、
手術台の上から、上を見上げた写真、
など程よいリアリズムで、救急車、手術の切羽詰まった雰囲気などの
少々不謹慎かもしれませんが子どもたちにとってはたまらないであろうゾクゾク感を
安心して味わえると思います。


「子どもたちと絵本」で長谷川摂子さんも書いてますが
文章が谷川俊太郎さんで所々にユーモアがあって
緊迫感をやわらげてくれるのがとてもいい。


「救急車に乗るの初めてだ。かっこいい」と言うゆたか。

「ずいぶん おんぼろ盲腸だけど、記念にうちへ持って帰るかい」
と手術の最中に冗談を言う先生。

「前から俺が言ってたろう、ぶどうの種は吐き出さないと盲腸になるって」
と慌てふためいて言うお父さん。


図書館で、白黒写真だから嫌がるかな?と思いながら
「借りてみる?」とゆきちゃんに聞くと
興味津々で「借りる!」と言ったのが意外でした。

病院ごっこするぐらいだから、病院の写真って惹かれるものかな。

 

2004.9.6

『子どもたちと絵本』 長谷川摂子

今日は絵本ではないけど、いろんな絵本が紹介されている本を。


『子どもたちと絵本』
長谷川摂子
福音館書店


前にブログでも紹介した
「きょだいなきょだいな」や「めっきらもっきらどおんどん」
などの作者である長谷川摂子さんの本。

福音館書店の<かがくのとも><こどものとも
の折り込みで連載されたものが1冊の本になっています。

絵本の分析、評価も興味深いのですが
長谷川摂子さんが保育士をされていた頃に感じたことや
ご自身のお子さんの反応なども多く書かれていて
子どもとのふれあいという意味での絵本についても
いろいろと考えるきっかけとなりました。

とても参考になりますよ。

 

2004.9.4

『あそぼう あそぼう おとうさん』 浜田桂子

今日は、二人とも元気に保育園に行きました!

それと、今日は私もゆきちゃんも歯医者に行きました。
私は今日1回で終了、ゆきちゃんは今日で2回目だけど今日で終了。 

いつも歯医者に行くとあそこもここもと何回も通うはめになるんだけど
今回は1回で終わった!初めてかも!なんか嬉しい。

ゆきちゃんは前歯がイタイと言いだしたので、歯医者に行くことになったんだけど
行ってみると虫歯になってたのは、奥歯2本???

今日歯医者に行ったって子も、言ってるのと全然違うところ治療してもらってきたって言ってたし。
歯って、どこが痛いのか子どもには分かりづらいものなの??


『あそぼう あそぼう おとうさん』
浜田桂子
福音館書店


かがくのとも傑作集の一冊。
お話ではなくて、お父さんとの身体を使った遊び方の絵本。


お父さんの山にのぼったり、お父さんをさんまのひらきにしちゃったり。
<ひこうき>とか<みずでっぽう>などスタンダードな遊びも多いけど
これはやったらおもしろそうっていうのが結構ありますよ。

今日パパが、ふと
「そういえば、ゆきが小さい時は色々身体使って遊んでたけど
こうすけにはあんまりやってないなぁ」
なんて言ってたところなんで
この絵本でいっぱい遊んでもらうとするかな♪

 

2004.9.3