『おしいれのぼうけん』 古田足日/田畑精一
ゆきちゃんが持っている絵本の中で一番長い絵本。
全部読むと20分から30分くらいかかって疲れるので
他の本なら途中で「続きは明日!」
となるところなんだけど
この本はそういうわけにはいきません。
ハラハラドキドキで途中で止めるのが読んでる方も難しい。
今日はゆきちゃんから「全部読んでね。」
と最初に釘さされてしまいました。
長いのであらすじを詳しくは書けないけど
保育園でおもちゃの取り合いをして
おしいれに閉じ込められた あきら と さとし。
そこに ねずみばあさんが現れて
二人の不思議な冒険が始まります。
こんなカンジです。
なんども繰り返し読んでる本だと
ゆきちゃんが自分で読んでと持ってきてても
途中で弟のこうちゃんと遊び出すってことがあったりするんだけど
この絵本は最後までじっと聞き入ってます。
あきら と さとし の心の変化や
大きくなったおもちゃのミニカーやデゴイチに乗ったり
と魅力はたくさんあるのですが
なんといっても
ねずみばあさんが怖い!
子どもが聞き入る理由はここでしょうね。
昔、お仕置きで押し入れにいれられて泣いたことや
押し入れの木目が怖かったことを思い出します。
今住んでいる家には
木目どころかおしいれさえありません。
ゆきちゃんはおしいれを実際には見たことがないのです。
もしかしたら
ゆきちゃんはうちにもおしいれが欲しいなと思ってるのかも知れませんね。
明日聞いてみようかな?
2004.6.21